デスマフィンは何がどの程度危険(ClassⅠ)?原因は?レターパックで返送して返金可能なのか

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デザフェスで売られていたマフィンが、5日間冷蔵せずに作り続けて5日後のデザフェスで3000個販売されていたことが判明しました。

厚生労働省は回収情報を公開し、最も危険度の高い「CLASS I」にランク付けされたと報道がありました。「CLASS I」は死亡の可能性がある

デスマフィンは、CLASS Iにランク付けされましたが、何がそんなに危険なのでしょうか?

レターパックで、マフィンを送ることはできるのでしょうか。

みていきましょう!

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デスマフィンとは何?

デザインフェスタ vol.58が2023年11月11日および12日に、東京ビックサイトで開催されました。

デザインフェスタは、プロ・アマチュアを問わず、「自由に表現できる場」をコンセプトとしたイベントです。

ダンスや音楽などのステージや、作品のブース、フードコート、アーティストと作品を作れる大人にも子供にも人気のワークショップ、などが出展されます。

今回、このフードコートで出品されていたマフィンを食べた人から、腹痛・嘔吐・下痢などの健康被害の訴えがあり、異臭や具材が糸を引いているなどの報告もあり、マフィンが食中毒の原因であったことが判明しました。

このマフィンは、東京都目黒区にある「Honey×Honey xoxo」(ハニーハニーキス)が販売し、5日間冷蔵せずに作り続けて5日後に販売されていたとのことです。

「デ」ザイン「フ」ェスタの「マフィン」と、食中毒で危険だということをかけて、誰かが「デスマフィン」と呼び始めました。

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厚生労働省のリコール情報でClassⅠ

厚生労働省は非常に早い対応を行いました。

CLASSⅠに分類され、「喫食により重篤な健康被害又は死亡の原因となり得る」と一番危険性の高いクラスに分類されました。

CLASSⅠをよくみてみると、ボツリヌス毒素、フグ毒、腸管出血性大腸菌、毒キノコなど、かなり危険なものが並んでいます。

今回のデスマフィンでは、実際に死亡する可能性もあるのでしょうか?次の項目で見てみましょう。

CLASSⅠ 喫食により重篤な健康被害又は死亡の原因となり得る可能性が高い食品
CLASSⅡ 喫食により重篤な健康被害又は死亡の原因となり得る可能性が低い食品等
CLASSⅢ 喫食により健康被害の可能性が無い食品等

■厚生労働省のリコール情報
https://ifas.mhlw.go.jp/faspub/IO_S020501_MOBILE.do?Action=a_seaAction

■消費者庁「リコール情報サイト」
https://recall.caa.go.jp/result/index.php?screenkbn=01&category=1

■食品事故情報「フーズチャンネル」
https://foods-ch.com/sp/recall/

【分類例】
CLASSⅠ
・腸管出血性大腸菌に汚染された生食用野菜、ナチュラルチーズなど加熱せずに喫食する食品
・ボツリヌス毒素に汚染された容器包装詰食品
・アフラトキシン等発がん性物質に汚染された食品
・有毒魚(魚種不明フグ、シガテラ魚等)
・有毒植物(スイセン、毒キノコ等)
・シール不良等により、腐敗、変敗した食品
・硬質異物が混入した食品(ガラス片、プラスチック 等)  など
CLASSⅡ
・一般細菌数や大腸菌群などの成分規格不適合の食品  など
CLASSⅢ
・添加物の使用基準違反食品
・急性参照用量を超えない農薬が残留した野菜や果物  など

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デスマフィン食中毒の原因菌は?

原因は、腐敗菌が考えられます。

黄色ブドウ球菌

その中でも、手などに普段から存在している黄色ブドウ球菌が可能性が一つ挙げられます。

黄色ブドウ球菌は、人の皮膚・鼻・のどの粘膜などに住んでいます。傷やニキビなど、化膿した部分に多く存在しています。

手指から食品に付着し、増殖する際に作られる毒素「エンテロトキシン」が食中毒を起こします。

食後30分から6時間で、嘔吐、腹痛、下痢が起きます。

黄色ブドウ球菌の食中毒は、通常は一過性で1、2日で改善し、死亡に至る例は非常に少ないと言われています

ただ、高齢者や、持病がある人にとっては、危険ですね。

死亡する可能性が少ないのはまだ良いけれど、食中毒は困りますね。

年間を通じて発生しますが、特に7、8月が多く、その5割以上が飲食店で発生しています。

素手で握ったおにぎりやサンドイッチなどは、リスクが高いとされています。

このお店では、以前から衛生面は問題がありそうでした。

セレウス菌

常温で放置された5日前のパスタを食べ、20歳の学生が死亡したニュースが話題になりました。

「チャーハン症候群(fried rice syndrome)」という言葉が作られ、SNSで拡散されました。

セレウス菌は、嘔吐・下痢などの消化器症状を起こします。

この菌は、耐熱性(90℃ 60分の加熱に抵抗性)の芽胞を形成し、嘔吐を起こす毒素も熱に強い(126℃ 90分でも失活しない)ことが特徴です。(出典:東京都保健医療局「セレウス菌」)

電子レンジ程度の再加熱くらいでは、殺菌が期待できません。

1.一度に大量の米飯やめん類を調理し、作り置きしないこと。
2.穀類等が原料の食品は、調理後保温庫で保温するか、小分けして速やかに低温保存(8℃以下)すること。(出典:東京都保健医療局「セレウス菌」)

CLASSⅠとされた理由は?

以上を考えると、今回CLASSⅠとされたのは

1)「CLASSⅡの範疇である一般細菌数」をはるかに超えた量の細菌数が検出され、食中毒を起こす可能性が非常に高い、という意味と

2)頻度は低いが、致死的な食中毒を起こす可能性がある

という理由で、CLASSⅠとなったのではないでしょうか。

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デスマフィンをレターパックで返送することは可能か?

現在マフィンを自主回収するとのことで、厚生労働省のページに情報が載っています。

レターパックで送ることはできるのか?という疑問については、結論からすると送ることはできるようです。

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さいごに

デザフェスで売られていたデスマフィンについてご紹介しました。

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