荒川河川敷で趣味でシンバルを叩いて作っていたら、世界的なシンバル職人になってしまった山本学さんが注目されています。
山本学さんはいったいどんな経歴で、どんな経緯でシンバルを作り始めたのでしょうか?
2021年2月7日(月)23時15分から、テレビ朝日系「激レアさんを連れてきた。」でも紹介されます。
調べてみましたので、早速見てみましょう。
山本学/シンバル職人の経歴・プロフィール
山本学のプロフィール
名前: 山本学(やまもとまなぶ)
生年月日:1988年(33歳)
出身地:栃木県高根沢町
学歴:宇都宮大学教育学部音楽専攻
職業:シンバル職人
SNS:twitter、twitter2、youtube、
公式サイト:ARTCYMBAL、instagram、youtube
目標は、世界最高のシンバルを作って、それを世の中に広めること、と話しています。
今まで、シンバルにお金を注ぎ込み、勉強して、現在はトルコから青銅の板を取り寄せてシンバルを作成しています。
山本学の経歴
1998年、栃木県に生まれます。
4歳でピアノを弾き始め、ベートーベンが好きだったとのこと。子供の頃から音楽が大好きだったようです。
7歳の時に、アメリカのオハイオ州コロンバスに引越します。この時すでに、マイケルジャクソンにハマります。アメリカのMTVをきき、EMINEMにも夢中になりました。
11歳で日本に帰国します。
15歳、高校に入学すると、オーケストラで打楽器を始めました。ピアノも続けていて、ラフマニノフのピアノコンチェルトを「弾き振り(自分で弾きながら指揮者も務める)」します。
これが弾けるのは、かなりピアノが上手ということですね。
16歳、佐藤打楽器研究所の佐藤英彦(故人、創作打楽器アーティスト、SATO MALLET)の元で、打楽器の勉強を始めました。金属の材質と形状によって、音がどう変化するかに今日もを持ち、日々実験を重ねます。
18歳、現在ロサンゼルス在住の英国人作曲家Gareth Coker氏について、映画音楽の作曲や編曲を勉強し始めます。
2006年、宇都宮大学教育学部(音楽専攻)に入学します。
2011年(22歳)、大学を卒業すると、インドのバラナシ市に長期滞在し、Lachhu Maharaj氏(故人、タブラ演奏バラナシ派の巨匠)にタブラ演奏を習います。
2012年、中学校の音楽科講師となります。また、村上”ポンタ”秀一の専属アシスタント(ドラムテック)となります。
2014年、Eテレの音楽番組「ムジカピッコリーノ」にインドの両面太鼓ドールの演奏者として出演します。
2016年、10年以上の音楽研究の結果、「山本シンバル」としてシンバル制作を本格的に始めます。栃木県にレイジングと呼ばれるシンバルを削る旋盤の向上をもうけます。
以来、100枚以上のビンテージシンバルを研究し、120以上のシンバルを制作・調律してきました。
2018年(29歳)、トルコへ出向き、伝統シンバル工房とパートナーとなります。B20素材を入手し、新たなシンバルへの進化を遂げます。ARTCYMBALというブランドで新たなシンバルを作り始めます。
山本学の演奏
シンバルの制作や演奏についてはもちろんですが、山本学さんはそれ以外の楽器も演奏が好きで、自身で演奏して動画をアップしています。
いくつかご紹介します。
弾き語り
ピアノやギターも弾いて、弾き語りまでやっています。
一人4役で演奏も!?
鬼滅の刃の「紅蓮華」を(1)アコーディオン、(2)タブラ(インドの太鼓)、(3)シンバル2つ、(4)ボーカル、と4役をこなして演奏しています。
楽器のチョイスもユニークで面白いですね
山本学/シンバル職人のシンバルはどんな音?
ARTCYBAL by 山本学
こちらが山本学さんのシンバル「ARTCYMBAL」です。
金属の表面の質感が渋さがあって素敵ですね。
音色も素敵です。JAZZの演奏にとても合いそうですね。
トルコのシンバル
その他にも、公式Youtubeではさまざまなシンバルの音を聞くことができます。
山本学のシンバルはどこで買える?
公式サイトから購入することができます。
山本学/シンバル職人のシンバルの国内・海外の反応は?
国内では、朝日新聞(全国版)の2面に取り上げられました(2022年1月25日)。
朝日新聞の2面(全国版)に取り上げていただきました!🙌🙇♂️25日(月)朝刊です pic.twitter.com/STewk9HW6a
— 山本学シンバル職人2/7(月)激レアさん出演予定ARTCYMBAL個人制作者マナブ (@artcymbal) October 25, 2021
海外では、中古でも$800(約9万円)で取引されています。
トルコの伝統シンバル工房とも提携できるほど評価されている、ということですのえ、今後さらに海外での評価も高くなっていくのではないでしょうか。
似たようにトライアングルを自作で作ってしまった北山さんの記事はこちら。
さいごに
今回は、シンバル職人の山本学さんをご紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
同日の激レアさんはこちら。
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