猿田彦珈琲の大塚朝之はなぜ成功したか？母の味噌汁が原点【カンブリア宮殿】

2021年11月4日23時から放送予定のテレビ東京系「カンブリア宮殿」で猿田彦珈琲の大塚朝之さんが紹介されます。

猿田彦珈琲を立ち上げ成功させた、大塚朝之さんはどんな人なのでしょうか。

どんな戦略で事業を成功に導いたのでしょうか。

順番にみていきましょう。

大塚朝之さんの出身高校などプロフィール
大塚朝之さんの経歴は？
大塚朝之さんはどのような戦略を立てて成功したのか？
さいごに

大塚朝之さんの出身高校などプロフィール

大塚朝之さんのプロフィールをご紹介します。

本名：大塚朝之（おおつかともゆき）
1981年9月22日（40歳）
出身地 : 東京都調布市
身長：172cm
出身学校：法政第一中学校、法政第一高校、法政大学文学部哲学科卒業
職業：経営者

中学校受験を経験し、中高一貫校に入学しています。大学も８割が内部進学できるので、エスカレーターで進学したのでしょう。

大塚朝之さんの経歴は？

最初は「俳優」だった！

最初の経歴は、なんと「俳優」です。

俳優を目指したきっかけは、中学生の頃でした。学校行事の「演劇コンクール」に３年間関わり、最終年度は自分で脚本を書き上演しました。その時に先生や周囲の友人から俳優になることを勧められたそうです。

15歳から25歳まで、俳優として活動しましたが、無数のオーディションを受けるうちに燃え尽きてしまったようです。

幼馴染に誘われコーヒーに出会う

幼馴染からの紹介で、コーヒーの魅力にとりつかれます。そして、友人の勧めで炭火焙煎珈琲工房「南蛮屋」で働き始め、わずか半年で「コーヒーマイスター」の資格を取得します。

2011年に猿田彦珈琲を立ち上げる

29歳の時、東京恵比寿に第１店舗となる「猿田彦珈琲」本店をオープンします。

以来、次々と店舗をオープンしていきます。

大塚朝之さんはどのような戦略を立てて成功したのか？

原点は母親の味噌汁

もともとコーヒーとは縁がない大塚さんでしたが、母親の味噌汁からヒントを得たと言います。

「コーヒーとは無縁の人生でしたが、突き詰めてみて学んだことは、喜んでもらえるのはお客さまのことを考え抜いたコーヒーだと気づきました。そこで思い当たったのが母親の味噌汁です。豆腐とワカメのシンプルな味噌汁で、鰹だしが濃厚に効いているのがポイントでした。母はうまいもの、まずいものがはっきりしていて、みんながおいしいと感じるものは、わかりやすい味わいだと教えてくれた気がします。…」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/199070/3

お母様が家族のことを想って味噌汁を作っていたように、大塚朝之さんはお客さんに喜んでもらえるコーヒーを作っているのでしょう。

接客の原点はスタバ

売れなかった俳優時代に、珈琲店で心温まる経験をした。そのことが、大塚朝之さんの接客の原点になっているようです。

「僕は東京の仙川出身なんですけど、仙川に住んでいた当時、駅前にあった大手のコーヒーチェーンの店が本当に素敵だったんです。俳優業がうまくいかず、社会とのつながりもほとんどないどん底の生活をしていた時に、コーヒーを買いに行くと店員さんが親身に話しかけてくれた。当時の僕にとってはリハビリみたいなものでしたね。それが、このチェーン店がコンセプトにしている『生活の潤いを与える場所』の本質的な部分だと思うんです。僕のこの体験を人に伝えることが今、時代に求められていると思うので、彼らとは違うアプローチで、僕らのやり方でお客様に未来を切り開く活力を与えるためにコーヒーを出そうと決めました。お客様から500円をもらって出すのは世界最高のホスピタリティに溢れたコーヒーでなければならないんです」
http://toyokeizai.net/articles/-/53532?page=3

このようなホスピタリティに溢れるコーヒーショップなら、通いたくなりますね。

今後の店舗展開が楽しみです。