従業員19人で金型精作に携わる名工を擁して高品質プラモデルを作成している秋東精工社長の柴田忠利さんが、テレビで取り上げられました。
柴田忠利さんはどんな経歴の人物で、どのような考えで作品を作ってきたのでしょうか。
2022年2月8日(火)23時から、テレ東系「23時の密着テレビ「レベチな人、見つけた」」で紹介されることになりました。
調べてみましたので、早速見てみましょう。
柴田忠利/秋東精工社長の経歴wiki・年齢・プロフィール
柴田忠利のプロフィールと年齢
本名:柴田忠利(しばた ただとし)
生年月日:1968〜1972年?(49〜53歳?)
出身:秋田県? 東京都江戸川区在住
学歴:大学卒
職業:秋東精工社長
趣味:スノーボード、食べる(特に甘味)(特に脂) 、旅(近場も遠方も、車、鉄道、飛行機)
SNS:twitter
柴田忠利さんは、1996年に大学卒業後、部品メーカーに勤めたのちに、秋東精工に入社します。大学卒業が22歳とすると、秋東精工に入社したのはその数年後の24〜28歳頃ではないかと考えられます。
そこから考えると、現在の年齢は49〜53歳ではないかと考えられます。
まさに脂の乗った時期ですね。
そうすると、生まれは1968〜1972年頃になりますので、お父様が秋田から東京へ上京する前になります。秋田で生まれたのかもしれません。
柴田忠利の経歴と秋東精工の歴史
1958年、日本国産発のプラモデル「原子力潜水艦ノーチラス号」が発売されました。当時主流だったブリキおもちゃに比べ、プラモデルは実物をリアルに再現し、しかも「自分で作る」というプロセスも楽しめる画期的な商品でした。
柴田忠利さんの父親である柴田幹雄さんはマルサン商会という会社でドイツ製の最新鋭の立体彫刻機を用いて、プラモデルを生む出す原型である「金型」製作を手探りでおこなっていました。
1978年、初代社長である柴田幹雄さんは独立して「秋東精工」を創業します。秋田から東京に上京してきたため、このような社名にしました。
当時は「スーパーカー」ブームの真っ只中で、「ランボルギーニ・ミウラ」から「レーサーミニ四駆」まで、高度経済成長の好景気の中で「プラモデル時代」を支えてきました。
注文は途絶えず、一年待ちの注文もあったそうです。
職人による、曲線美や細部へのこだわり、精密なモデルが、人気の秘訣でした。
1998年前後からバブルの崩壊と共に景気は低迷し、4年間連続赤字決算を出します。
この時に、創業者の息子である柴田忠利さんが会社の立て直しを中心となって担うことになります。
柴田忠利さんは子供の頃から、工場を遊び場として育ち、プラモデル時代に大いにブームに乗って遊び、会社の盛衰も見てきました。
大学卒業後、通信用部品メーカーで営業職として勤務します。
1996年に柴田忠利さんが入社した頃は、すでに会社は低迷期に入っていました。
入社したばかりの柴田忠利さんでしたが、積極的にベテラン社員と関わることで信頼を徐々得て、少しずつ改革を行います。
固定費を下げるため、三次元CAD/CAMの導入、社内のネットワーク化、工程の半分を仕組み化する、など業務改善や工程改善の仕組みづくりにエネルギーを注ぎました。
ホームページを作成しました。ここで、会社の理念や将来について、深く考える機会を得ます。
そこで辿り着いたのが創業の原点「笑顔のために仕事をする(Assemble for the smile)」でした。
◇お客様の笑顔を大切にする
・お客様(取引先)と関係を強化し、満足度を高める
・お客様(消費者)の笑顔のために仕事をする
◇ものづくりを楽しむ
・誰もできないことをやりたい
・創造力とチャレンジ精神を培うことができる会社でありたい
この考えをもとに、ホームページを完成させ、マーケティングの情報発信体制を整えました。
このアピールによって、秋東精工で作成した「餃子のプラモデル」が映画「SPEC〜天〜」で使用されることになります。これはその後市販化され、現在も販売中です。
また、映画「ヘルタースケルター」で江尻エリカさんが入るお風呂を満たすカプセルも秋東精工が小道具作成をしました。
近年は、国内だけでなく、海外からの依頼が来ています。
秋東精工のプラモデルが成功した理由
一つは、匠の技とITの融合です。
日本を代表するプラスチック金型製造の名工である職人の技を生かしつつ、柴田忠利さんが社内に導入したIT化によって効率化を図り、危機を切り抜けました。
二つ目は、若手の力です。
パソコンや携帯が当たり前の若い世代の発想は、製品の設計や工程に対する新しい視点を提供してくれると考え、大いに意見を取り入れました。
秋東精工のプラモデルはどこで買える?通販情報
秋東精工のプラモデルはAmazonで購入することができます。
さいごに
今回は、高品質プラモデルを作成している秋東精工社長の柴田忠利さんについて調べてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
同日のレベチはこちら。
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