和食ファミレス「和食さと」などを始めとした「和食に特化した外食チェーン」をSRSホールディングス株式会社は展開しています。
その会長である重里欣孝（しげさと よしたか）さんは、様々な苦労を乗り越え、弟と力を合わせて、チェーン化が難しいと言われていた和食店の効率的なチェーン展開に成功します。
重里欣孝（しげさと よしたか）さんはどんな経歴の人物なのでしょうか。
SRSホールディングスのレストランにはどんなお店があるのでしょうか。
2022年2月3日（木）23時06分から、BSテレ東「カンブリア宮殿」でも紹介されます。
早速見てみましょう。
重里欣孝/SRS HD会長の経歴wiki・年齢・プロフィール
重里欣孝のプロフィールと年齢
本名：重里欣孝（しげさと よしたか）
生年月日：1958年3月22日（63歳）
出身：大阪府大阪市浪速区
学歴：日本大学法学部卒業
職業：SRSホールディングス株式会社取締役会長
重里欣孝の経歴
1983年3月 株式会社サトに入社
1987年6月 取締役企画室長に就任
1990年4月 常務取締役商品本部長に就任
1993年11月 代表取締役社長に就任
1998年10月 サトレストランシステムズ株式会社に社名変更
2002年6月 代表取締役兼執行役員社長に就任
2014年2月 代表取締役執行役員社長に就任
2014年10月 取締役会長に就任
2017年10月 SRSホールディングス株式会社に社名変更
2021年7月 サトマルシェ開店
重里欣孝さんは、創業者であり父親である重里進さんの長男として生まれました。
父親は、SRSホールディングス株式会社の前身である「株式会社尼崎すし半本店」を創業しました。非常に厳しい人だったようで、重里欣孝さんは「とにかく怖い人だった」と振り返ります。
大学は、東京に出て日本大学法学部に進学。父親から逃げるためでした。当時は１クラス100人はいて、出欠も緩かったため、学校にほとんど行かずに商売に励みます。
ところが21歳の時に、1500万円の借金を負ってしまい、必死で働いて借金返済を完了し、大学も同時に卒業しました。
宝飾関係の会社に就職が決まっていましたが、父親に「一緒に働いてくれないか」と悲しげに言われ、父親の会社への入社を決めます。
1983年、父親の会社「株式会社サト」に入社します。
入社後は、アジア各国を回り、安価で良い食材、食材加工会社、輸入パートナーを探します。
同時に、同社は和食レストランチェーン「サト」の展開を本格的に始め、そのプロジェクトリーダーを任されます。1990年には200店舗まで展開しました。
そして、「サト」の次の形態として、低価格な郊外和食チェーン「和食さと」を開店します。
1993年、創業者の父親が59歳で急死し、重里欣孝さんは35歳で社長として経営を担うことになります。
突然の出来事でしたが、その後社名変更や子会社の整理などを行います。
そして、重里欣孝さんは和食１本に絞り店舗展開をしていく方針を思い切って打ち出しました。寿司と鍋が美味しい店として、お客さんから評価を受けており、その強みを最大限に活かすことが重里欣孝さんの戦略でした。
多くの反対を受けながらも信念を貫き通し、2002年に完全に和食１本とします。
その後も、「しゃぶしゃぶサト」や海外の店舗展開などを続けます。
2012年ごろに、重里欣孝さんは更なる決断をします。店舗展開を中止し、今いる社員やお客さんに向けてエネルギーを注ぐことを決意しました。
社員が働きやすいキッチンシステムの導入などを行います。
ここで、弟の重里政彦さんが入社してきました。商社マンとして働いていましたが、兄を支え家業を守るために戻ってきたのです。早速、「和食さと」を任され、業績を挙げていきます。
2017年、重里欣孝さんは代表取締役社長を弟の重里政彦さんに譲り、取締役会長となって経営の第一線から退くことにします。
2020年、新型コロナウィルス感染拡大により、状況は一転します。
重里欣孝さん兄弟は、感染対策の強化を行い、従業員に対しては解雇を行わず、賞与も提供して、困難な状況を乗り越えようと努力します。
2021年には、東大阪に「サトマルシェ」を展開します。これは、コンビニ的な弁当惣菜店のような店舗で、コロナの状況下での内食需要・高齢世帯や共働き世帯などの毎日の食事を対象としています。
手ごろな価格で本物の和食を提供することをモットーに、日々努力を継続しています。
重里欣孝/SRS HD会長の年収は？会社の年商も
SRSホールディングスの重里欣孝さんの年収や、役員報酬は、非公開でした。
コロナの状況下で売り上げが減ったにも関わらず、役員報酬を減らして社員に賞与も出すなど、社員を大切にしていることが分かります。
重里欣孝/SRS HD会長の成功理由は？
働いている人たちが皆で幸せになれるような会社でないと意味がない
重里欣孝さんは、こう考えて社員を大切にしています。
2012年ごろに、外に向けて大きくするよりも、中の人のことや今いるお客さんのことを考えて、エネルギーを注いでいったことにも、その精神が表れています。
そのほかにも、他社の真似でなく、オリジナルのやり方を徹底して行っています。
個人的には、ストレスを溜めないよう「嫌なことはしない」ようにし、知識を広げるため「週に２冊は本を読む」を心がけているようです。
重里欣孝/SRS HD会長の学歴は？
様々な困難を乗り越えた、重里欣孝さんは、どのような学校時代を過ごしたのでしょうか。
出身高校は？
出身高校に関する情報は公開されていませんでした。
出身大学は？
日本大学法学部を卒業しています。
重里欣孝/SRS HD会長の家族は？
父親は、重里進さんです。
弟は、重里政彦さん。10歳年下で、SRSホールディングス株式会社3代目の代表取締役社長です。
重里欣孝さんは結婚し、現在は4人のお孫さんがいるようです。
さいごに
今回は、SRSホールディングス会長の重里欣孝さんの経歴やプロフィール、成功の理由について調べてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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