2022年1月16日、トンガ王国の噴火の被害に対して、東京オリンピックで旗手を務めたピタ・タウファトファさんがクラウドファンディングを募りました。
ピタ・タウファトファさんはどんな経歴の方なのでしょうか。
みてみましょう。
ピタ・タウファトファの経歴・プロフィール
ピタ・タウファトファのプロフィール
名前:ピタ・タウファトファ(Pita Taufatofua)
生年月日:1983年11月5日(38歳)
出身地:オーストラリア出身、トンガ育ち
家族:トンガ人の父、オーストラリア人の母
トンガのテコンドー、クロスカントリースキー、カヌーの選手です。
ピタ・タウファトファの経歴
トンガ人の父、オーストラリア人の母の元にオーストラリアで生まれ、トンガで育ちました。
お父様は、トンガ王国のハアパイ諸島の知事で、トンガ王国の本島であるトンガタプ島にいらっしゃいます。
5歳からテコンドーを始めています。
トンガの高校を卒業した後、オーストラリアのブリスベンの大学「St. Peter’s Lutheran College」に通い、2000年に卒業しました。
現在もオーストラリアのブリスベンに住みながら、家の無い子供たちの自立支援をする施設で働いています。
2016年、リオデジャネイロオリンピックでは、テコンドー男子80kg超級に初出場しています。初のトンガからのテコンドー代表選手となり、更に開会式では旗手を務めました。上半身裸で体にはココナッツオイルを塗り、腰に民族衣装を纏った姿で入場行進し、人々の注目を浴びました。閉会式では、オセアニア代表に選ばれ、踊りを披露しています。
2018年、平昌オリンピックでは、ノルディックスキー距離の選手として参加します。開会式ではトンガの旗手を務め、厳しい寒さの中(氷点下6℃)、リオ五輪と同様の格好で登場して話題となりました。閉会式でも旗手を務め、入場時は服を着ていたものの、「フェアプレーと友好を世界に伝えた選手代表」として紹介された際には、再度上半身裸の姿で登場しました。
2021年、東京オリンピックで、テコンドー男子80kg超級に出場し、開会式の旗手も同様の上半身裸の姿で務めています。
ピタ・タウファトファがこのような姿で旗手をするのは、これで少しでも名前を知ってもらうことで支援を受け、自身が働いている施設の子たちを助けたい、という思いからでした。
ピタ・タウファトファの家族
お父様はトンガ人、お母様はオーストラリア人とのことです。
ご結婚はまだされていないようです。
妹と、甥っ子さん、姪っ子さんがいるそうです。
トンガでは、親戚がみんなで子供を育てる文化があるとのことです。
東京オリンピック
1000年以上の戦士の歴史を持つ国から来た、と自国の文化を背負っている姿はとても美しいです。
さいごに
トンガ王国の寄付先のクラウドファンディングを立ち上げたピタ・タウファトファさんについてご紹介しました。
少しでも早く復興ができますようお祈り申し上げます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
噴火の被害についてはこちら。
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