眞子さまの病状は複雑性PTSDではない!?小室圭さんとの結婚についての宮内庁の意図は?

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今月(2021年10月1日)、眞子さまが複雑性PTSDの診断を受けた、との発表が宮内庁からありました。

初めて聞く病気の名前で、一体どんな病気なの?と気になりました。

また一部では、複雑性PTSDではない、との発言も聞かれます。

今回、眞子さまの病状について、複雑性PTSDって何?という話も含めて書いてみたいと思います。

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そもそも複雑性PTSDとは?

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/9832687/

まず、複雑性PTSDについて調べてみました。

  • 複雑性PTSDは、「複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)」の略で、2018年に世界保健機構(WHO)が国際疾病分類の第11版(ICD-11)で初めて病名として採用されました。
  • このICD-11は、2022年1月1日から有効になるとのことで、まだ病名としては正式には認められていません。
  • もともと、ベトナム戦争後に帰国したアメリカ兵士が、戦争時の記憶に苦しんで、心的外傷後ストレス障害(PTSD)というものが広く認知されるようになりました。
  • 複雑性PTSDは、このPTSDに更にいくつかの症状が加わったもの、とされています。

ちょっと難しいですね

では、実際にどのような原因で発症し、どのような症状が出るのでしょうか。

複雑性PTSDの原因についてわかりやすく書かれた、あるクリニックのホームページからの引用がこちらです。

複雑性PTSDは、児童期早期における、反復性の、あるいは遷延してみられる対人的なトラウマに引き続き起きる。

原因となる複雑性トラウマは、①逃げることのできない場所における監禁、②繰り返されるいじめや、③心理的虐待、性的虐待、身体的虐待、ネグレクト、夫婦間暴力の目撃などのさまざまな形の児童虐待、などが含まれる。

重要なのはトラウマの種類そのものよりも、対人関係の中で慢性反復的に起こり、極度の恐怖に長時間曝露されることである。

(中略)

6歳以下の子どもの場合、養育者のトラウマが子どものPTSDを惹起する可能性がある。元々子どもが養育者に安心感を得られにくい関係性であった場合、PTSD発症のリスク要因となりうる。

細金・齋藤「児童の複雑性PTSDへの対応」in 原田・編『複雑性PTSDの臨床』金剛出版(iptこころの健康クリニック芝大門のサイトより)

これを見ると、長期間にわたって、1)小児期に虐待を受けたり、2)成人でも夫婦間でドメスティック・バイオレンス(DV)を受けたり、戦争などの環境で拷問や監禁などされた場合に、発症するもののようです。

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/40820/

複雑性PTSDの症状としては、こちらの症状が言われています。

PTSDの症状としては以下のものがあります。
・フラッシュバックと悪夢
・外傷体験に関連する刺激の回避や精神的な麻痺
・常に「警戒」している状態(過覚醒)
・その他の症状:筋肉痛、下痢、不整脈、頭痛、パニックや恐怖心、抑うつ気分、過剰な飲酒、鎮痛剤を含む薬物の使用

複雑性PTSDでは、上記のPTSD症状の他に、以下の症状があります。
・羞恥心や罪悪感を感じる
・身体の感覚が麻痺しているか、鈍いように感じる
・物事を楽しめない
・薬物の乱用や飲酒、または自傷行為によって感情をコントロールする
・現状との関係を遮断する(解離)
・精神的な苦痛が原因で身体症状が現れる
・感情を言葉で表現できない

https://www.rcpsych.ac.uk/mental-health/translations/japanese/post-traumatic-stress-disorder
出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/6754068/

眞子さまの状況も、大人数からの批判を受けていることで、とても辛い状況には間違いないと思いますが、ちょっと複雑性PTSDの説明とは違うように思えますね。

日本複雑性PTSD当事者支援協会からも今回の報道について声明が出ていました。

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眞子さまは適応障害の可能性があるとのこと

出典:https://mainichi.jp/articles/20201023/k00/00m/040/167000c

精神科和田秀樹氏は、「複雑性PTSDの診断は「勇み足」の診断ではないか、適応障害が正しいのでは?」と発言しています。

適応障害といえば、同じ皇室の雅子さまが診断され、長い間闘病されていました。

また、最近では深田恭子さんも適応障害と診断され、数ヶ月の休養を取っていましたね。

出典:深田恭子さん公式インスタグラム

一般の人も適応障害と診断されますが、人々から注目されるされる人物は、そのプレッシャーも大きいのでしょう。

出典:https://www.huffingtonpost.jp/2018/02/06/princess-mako-komuro_a_23354916/

最終的には実際に診察した医師でなくては、状況は分かりません。診察した医師でも、特に精神科の診断は難しいと言われています。

どのような状況にせよ、眞子さまの回復をお祈りします。

小室圭さんとの結婚についての宮内庁の発言の意図

眞子さまの結婚の意思は固く、結婚の日取りもご発表なさいました。家柄にとっては色々と問題がある結婚かもしれませんが、成人となった眞子さまご本人の意思を他人が妨げる権利もありません。

宮内庁としても、個人のご意思を尊重したいと考え、国民全体に向けて「これ以上結婚を悪く言わないでほしい」という気持ちで発言したのだと思います。

どんな家にも何かしらの問題はあります。多数の批判を受けても頑張って結婚の準備をしているお二人を祝福したいと個人的には思います。

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さいごに

今回は、眞子さまの病状の発表から、複雑性PTSDについて調べてみました。

早く回復され、よき人生を歩んで行かれることをお祈りしています。

眞子さまご結婚のニュースも話題になってきましたね。

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また、別の記事でお会いしましょう。

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