宇宙で史上初の映画撮影!ロシア女優ユリア・ペレシルドってどんな人?どんな映画?

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2021年10月5日、ロシア人の女優、ユリア・ペレシルドさんが、監督クリム・シペンコ氏と共に宇宙船「ソユーズMS-19」に搭乗し、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。

打ち上げは無事成功し、二人は12日間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在して、史上初の宇宙での映画撮影に挑みます。

この撮影のために二人は4ヶ月の訓練をしてきたとのことです。

ロシア女優のユリア・ペレシルドさんはどんな人なのでしょうか。みていきましょう。

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ユリア・ペレシルドのプロフィール

出典:https://www.rbth.com/lifestyle/334278-yuliya-peresild-actress-space

ユリア・ペレシルド(Yulia Peresild)

生年月日:1983年9月5日(37歳)

出身:ソ連ロシア共和国(現在ロシア)プスコフ、国籍: ロシア

身長・体重:168cm/56kg

職業:歌手、女優

子供2人

ユリア・ペレシルドの生い立ち

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ユリアさんは、ロシアの北西にあるプスコフという小さな町で生まれました。エストニアとラトビアの国境付近の町です。

小さい時から早くこの町を離れたいとずっと願っていたそうなのです。

彼女の育った1980年代は、銃撃、喧嘩、酔っ払い、麻薬中毒者があり、近くのキオスクで買った空気圧銃をクラブでブッ放すような輩がいた、からだそうです。

だいぶ物騒な町ですね。

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画家の父親と、幼稚園に努める母親の元に生まれ、子供の頃から女優になることを夢見ていたそうです

2006年にモスクワのロシア舞台芸術アカデミーの演出部門を卒業し、2007年以来、招待女優として国立国家劇場の演劇に出演しているという、輝かしいキャリアです。

現在は、「現代劇の学校」劇団およびエフゲニー・ミローノフ劇団の一員として、演劇を続けているそうです。

子供の頃からの夢が叶い、しかも宇宙で撮影までできる彼女は、とても素晴らしい運の持ち主で、大変な努力家でもあるのでしょう。

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ユリア・ペレシルドの映画キャリア

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ユリアさんは、ロシア映画の世界でも、最も注目されている女優と言われています。

2010年の『爆走機関車 シベリア・デッドヒート』で、白象賞と金鷲賞の最優秀助演女優賞を受賞しました。

2015年の戦争映画『ロシアン・スナイパー』では、旧ソ連の女ゴルゴ13を演じ切りました。これは、女性狙撃手リュドミラ・パヴリチェンコを主題として映画で、彼女は第二次世界大戦において確認戦果309名射殺という史上最高の女性スナイパーでドイツから最も恐れられていました。

映画好きな方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

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ユリア・ペレシルドのプライベート

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映画監督のアレクセイ・ウチーチェリとの間に2人の娘がいます。アナ(2009年生)とマリア(2012年生)という名前です。

また、中枢神経の器質的障害をもつ子供に治療提供をする慈善団体ガルチョノク(Galchonok)の創設メンバーとしても活躍しています。中枢神経の器質的障害は、注意欠陥障害(ADHD)などの脳の中に構造や機能の発達異常がある病気です。

病気の子供への慈善活動も積極的に行う彼女は、とても優しいですね。

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宇宙で撮影するのはどんな映画?

https://www.spacetv.net/live/launch-of-roscosmos-soyuz-2-1a-with-soyuz-ms-19-with-yulia-peresild-and-klim-shipenko/

この撮影予定の映画は「チャレンジ(‘Vyzov’ )」と題されています。ユリア・ペレシルドさんは、主人公の女性心臓外科医のゼーニャ(Zhenya)を演じ、宇宙飛行士の心臓手術を国際宇宙ステーションで行うため、1ヶ月で準備をして地球を旅立たなくてはならない、という物語です。

病気になる宇宙飛行士の役は、半年間国際宇宙ステーションで働いたことのある本職の宇宙飛行士の方です。

この宇宙飛行のため、ユリアさんも実際に4ヶ月で準備を終えたそうです。

ますます宇宙飛行が身近なものとなってくる日も近そうですね。

打ち上げの様子はこちらで紹介されていました。

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さいごに

今回は、宇宙で史上初の映画撮影に挑戦中のロシア女優、ユリア・ペレシルドさんについて書いてみました。

宇宙といえば、日本の宇宙飛行士の若田光一さんも、来年の秋に5回目の宇宙飛行が決まり、宇宙ステーション長期滞在3回目で、いずれも日本人最多となるとのことです。

2021年12月8日にはZOZO創始者の前澤友作氏も民間人として宇宙旅行に行くことが決まっています。

2022年は、宇宙の年になるかもしれませんね。

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

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