ガソリン価格なぜ値上げ?5つの理由と今後の予想、生活への影響

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レギュラーガソリンの値上げが続いています。

2021年10月18日の全国平均のレギュラーガソリンの店頭価格は164.4円であり、2014年10月以来約7年ぶりに高値を記録しました(出典:日本エネルギー経済研究所石油情報 センター)。

アメリカでも特にカリフォルニア州で、ガソリンの値段は7年間上がり続けています。

なぜ値上げが続いているのでしょうか、その要因について調べました。

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ガソリンの値上げの理由

理由① コロナの規制緩和

昨年のコロナ禍の状況から人々の活動は規制緩和されつつあり、それに伴って世界経済は回復してきています。予想されていたより原油の需要は増えており、原油価格が上昇しました。

特に車社会のアメリカでは、自動車の移動の需要が明らかに上がっていることで、ガソリンの需要も大きく伸びています。

理由② ヨーロッパで原油需要が上昇

ルンドバーグサーベイ(LundbergSurvey)のアナリストによると(TrilbyLundberg)、ヨーロッパの製油所が燃焼ガスから石油ベースの燃料に切り替えており、ヨーロッパで原油の需要が高まり、原油価格が上昇しているとの見解を示しました。(出典:https://www.kron4.com/news/bay-area/why-are-gas-prices-so-high/)

理由③ OPECによる原油追加増産の見送り

2021年10月に石油輸出国機構(OPEC)などによるOPECプラスは、原油の追加生産を見送ったとのことです。

理由④ 昨年のアメリカ選挙

昨年11月3日以降、米国のレギュラーガソリン1ガロンあたり(3L弱)の平均価格が75セント急騰しました。バイデン政権が米国の石油生産を抑制と考えられたためです。これによって世界市場も影響を受けました。

理由⑤ 円安が進んでいる

今年1月には1米ドル103円前後でしたが、最近は1米ドル110円以上と円安が進んでいます。当然、海外から原油を輸入する際には値段が高くなってしまいます。

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ガソリン価格の今後と、生活への影響は?

これから北半球は冬に向かっていきます。原油の需要が更に見込まれ、各国で冬に備えて備蓄も行われるでしょう。更なる値段の上昇が起きる可能性が考えられます。

日本も今年は厳冬が来ると言われています。

エネルギー需要が今後高まるので、ガソリンだけでなく、ガスの値段も上がるでしょう。

原油の値段が上がっているため、輸入に貨物船を使う輸入品、原油から作られる日常生活品、の値段が上昇する可能性がありますね。現に、輸入小麦粉から作るパスタの値段などが上がっています。

政府に何らかの措置を取ってもらえるとありがたいですね。

さいごに

なぜガソリンの値段が上がっているのかについて調べてみました。

しばらくはガソリンの値段が下がることは期待できなそうですね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

2021年10月のOPEC石油増産見送りについてはこちら。

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