2021年12月20日(月)23時15分から、テレビ朝日系「激レアさんを連れてきた。」で、5日間ほぼ寝ずに日本海から太平洋まで約415kmを走破した望月将悟さんが紹介されます。
望月将悟さんはどんな人で、どうしてこのような過酷な山岳レースを走破することができたのでしょうか?
それでは、行ってみましょう。
望月将悟の経歴・プロフィール
名前:望月将悟(もちづきしょうご)
生年月日:1977年9月13日(44歳)
出身地:静岡県
国籍:日本人
学歴:高校非公開
職業:静岡市消防局で山岳救助隊の副隊長
趣味:登山、トレイルランニング
過酷な山岳レースをなぜ走破できたのか
理由① 育った環境
一番の理由は、望月将悟さんが育った環境にあると思います。
南アルプス山脈の麓にある静岡市井川で育ち、自然の中で遊び、山登りが身近な環境で育ちました。
理由② 消防局で山岳救助を選ぶ
中学高校時代にどのような運動をしていたのかは分かりません。
しかし、地元の高校を卒業したのちに、19歳で静岡市消防局に入局しました。「地元の山で事故が起きた時に道案内できる人が必要だ」と思い、山岳救助を選びます。
このような選択をしたところを見ると、望月将悟さんは体力には自身があり、なおかつ「山は自分の庭」というくらい、静岡の山を知り尽くしていたのかもしれません。
その後山岳救助に魅了されます。
理由③ 南アルプスに魅了され、山岳レースのためにトレーニングした
この時までは、山登りは趣味の範囲でした。
20歳になると、20歳以上年上の先輩に誘われて、南アルプスの縦走に出かけます。南アルプスの素晴らしい景色に魅了され、更に「山岳レース」の存在を知らされ、山岳レースへの出場を決意します。
それ以降、24時間勤務後に山に入って走るトレーニングを行い、山岳レースに備えます。
21歳の時から「北丹沢山岳耐久レース」に出場し始めました。2、3年後の大会では既に上位入賞をするようになりました。
2010年、隔年で開催される「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」に初めて出場し、4回連続で優勝を果たします。この大会で5日間以下で走り切った人物は、未だ望月将悟さんだけと言われています。
理由④ 山での体力回復の仕方を知っている
山の中では、慎重に寝る場所を探すといいます。
雪山では横になる場所がないので、自分で数時間かけて寝る場所を作ることもあるそうです。
行動し続けて夜中になって、睡魔に襲われても、山には「寝てもいい場所」のルールがあるから好き勝手には寝られないんですよ。高山植物のうえとか登山道のうえはダメで。だから夜中に移動しているときは、ちょっと広くなっているところはないか、誰かが寝た跡はないかと、見ているのはほとんど「寝るのに適した場所かどうか」「腰を下ろして休憩できる場所かどうか」だけ。からだや関節が痛くなったり、眠気が襲ってきても、1時間、いや10分でも横になって寝られれば回復します。
出典:https://trailbutter.jp/blog/461/
望月将悟さんと対談したアルパインクライマーの横山勝丘さんは、このように話しています。
山でストレスを溜めずに行動するノウハウやスキルこそが大事で。
出典:https://trailbutter.jp/blog/461/
望月将悟さんは、長年の経験から、山でストレスなく行動することが身についているのでしょう。
それにしてもすごいですね。
さいごに
今回は、5日間ほぼ寝ずに日本海から太平洋まで約415kmを走破した山岳レーサーの望月将悟さんについてご紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
同日と、過去の激レアさんはこちら。
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